ということで自炊した本を最適化してみた。
初kindleということでSONY Readerとは勝手が違い、また試行錯誤したので自炊設定の備忘として。
私は自炊したマンガやコミック、小説をKindleで読んでいます。
どのファイル形式が最適なのか。
PDFファイルを作成し読み込んでみたところ、少し小さく表示される。(画面の解像度1080x1440に対して、PDFの表示は1016x1364)最大化して表示するにはPDFではなく、mobi形式がよいらしい。
最大サイズの解像度1080x1440のファイルを作成する。
準備するもの
- 自炊した本のデータ(PDF、PNG、JPGなど)
- kindlegen
amazon謹製のmobiファイルを作成するプログラム。 - ChainLP
画像サイズの最適化に使用する。
※最新版のv0.40-16を使用するとmobiファイルを作成する際に、全画面表示用のタグが埋め込まれる。 - KindleUnpack (以前は「MobiUnpack」という名称)
kindlegenで生成したmobiファイルのサイズを小さくするために使用する。 - Python
上記KindleUnpackはPythonで作成されているため。2.Xのバージョンを使用する。
自炊ファイルの最適化手順
- ChainLPのディレクトリにkindlegen.exeをコピーする。
- ChainLPを起動する。
- ChainLPのサイズを1080*1440に設定する。
- 出力ファイル形式「Mobi」を選択して出力する。
※Kindleの解像度と同じ大きさの画像を作ることがポイント。 - KindleUnpackを起動する。
- input file、Output Directoryを選択する。
- 「Split Combination Kindkegen eBooks」にチェックを入れる。
- Startを押すとファイルが「xxx.mobi」と「xxx.azw3」のファイルが生成される。
※この作業でファイルサイズが約半分になる。(128MBあったファイルが64MB程度に。) - 「xxx.azw3」をキンドルの「documents」ディレクトリにコピーする。
上記のアプリを作成、公開いただいている方々に感謝!
追記
Kindleが便利すぎて家族分のKindleも購入しました。
自炊だけでなくKindleでコミック、小説を購入して快適本ライフです。
本棚に本が溜まらないのはいいことだと思う。少し断捨離ができたかな。
Kindle解像度の備忘
・Kindle Voyage
1080x1440・Kindle PaperWhite
1080x1440